店を切り盛りするのは女性部信濃町支部の有志メンバー。店での活動はメインの米粉うどんをはじめ地元食材を使った定食を提供する食堂、ルバーブやアスパラなど旬の野菜を使ったお菓子の加工・販売など、まさに「かあちゃん」たちが活躍する場だ。そのほかにも施設内には農産物直売所や女性部員が自由に使える調理室、会議室もある。
オープン初日は多くの人が来店し、食堂は午後2時の営業時間終了前にすべてのメニューが完売するほど。
この店はもともと金融店舗だった旧古間支店を改装してできたもの。空き施設をJAから借り受けて「お店をつくりたい」という女性部員の思いを当時同地区から出ていた女性理事が役員に働きかけたことで実現したという。
同店の事務局を務める福沢妙子さんは「食堂を利用したり野菜を買いに来たりと地域の人のよりどころになれば」と話している。