米づくりに挑戦しているのは県立明石西高校ボランティア同好会のメンバー。同好会の生徒はこれまで宮城県石巻市などでの清掃活動など被災地支援を行ってきたが、今年3月、物資を届けに訪れた仮設住宅で「お米が一番助かる」との声を聞き、自分たちで作った米を届けようと計画。
当日は梅雨空の中、約20人の生徒がJA職員の指導を受けながら田植えを体験。苗は先月同JA育苗センターで生徒が種まきした「ひのひかり」だ。
今後もJA職員の指導を受けながら生徒が施肥や草刈り、収穫までを行っていく。
同JAは「相互援助の精神に基づいた活動を微力ながらも行っていきたい」としている。
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田植えを行うボランティア同好会の生徒