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JAバンクの「顔」170人が交流大会  農林中金

 農林中央金庫はJA信用事業の第一線で活躍している渉外担当者のスキル向上とネットワークの構築を図るため「JA渉外担当者交流大会(「元気ネット2012」)を7月11、12日に都内で開いた。

JA渉外担当者交流大会(「元気ネット2012」 大会は今年で21回目を迎え、渉外担当者と信連、農林中金各支店の職員あわせて170人が参加した。
 太田実常務は開会のあいさつで「今年度は(中期戦略)3年間の総仕上げの年として目標達成に向けた事業実績を確保し、顧客基盤構築・営業力などの強化に取り組んでいくことが重要」で、今後は正組合員の世代交代やリテール金融市場の縮小・低迷への局面転換などJAバンクを取り巻く環境は厳しくなることから、「生活金融サービス」の提供と利用者目線の営業スタイルの変革への実現を目指して取り組んでいくとして「JAバンクのさらなる発展にはJAと組合員・地域利用者とをつなぐ『顔』である渉外担当のみなさんの役割が大変重要」と期待を述べた。
 また、JAバンク企画推進部の藤倉浩文部長が「JAバンク中期戦略と渉外担当者に期待する役割について」をテーマに講話した。
グループに分かれてグループディスカッションを行い情報交換や交流を深めた(11日)。 正組合員数の減少やリテール金融市場の縮小・競争激化といった将来の課題について触れ、今後は利用者が期待していることを把握する「顧客視点」が重要であることや、利用者だけでなくその家族に寄り添った関係作りが必要であることを強調した。
 大会にはJAバンクのイメージキャラくターを務める女優の松下奈緒さんが登場し「これからも全国の皆さんに私自身の気持ちでJAの魅力を伝えていきたい」と会場に華を添えた。

(写真)
下:グループに分かれてグループディスカッションを行い情報交換や交流を深めた(11日)。

(2012.07.17)