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復興目指した23プランが実施決定 高校生が被災地とコラボ  JA全中

 JA全中は「みんなのよい食プロジェクト」の一環として「全国高校生 みんなDE笑顔プロジェクト」を行っている。そのうち東日本大震災からの復興を目指す地域と高校生とが連携する「被災地コラボレーション部門」の実施プロジェクトが7月20日に決まった。

 4月から募集を始め、全国59校から83プランの応募があった。そのうち実現可能性の高さで選抜されたチームが地域おこしに関わる有識者との意見交換などを経て、23プランが最終選考を通過した。
 実施するプロジェクトは神奈川県立相原高校「相愛蚕」チームと福島県川俣町の「川俣町養蚕プロジェクト」による「かいこせんべい」の開発による養蚕業の再生をめざずプランや、広島県立油木高校「笑顔広げるミツバチ姫チーム」と宮城県亘理町と山元町のイチゴ農家が「仙台イチゴ」復活に向けて、同校が持つミツバチ飼育のノウハウでイチゴ農家のコスト削減に貢献しようというものなど。
 これらのプロジェクトは8月から12月まで実行し、リポートを提出する。
 また、食や農に関わる地域おこしの優れた取り組みを顕彰する「地域活性化プロジェクト部門」には75校111プランの応募があり現在活動中だ。11月中旬にはプロジェクトリポートをもとに受賞チームを決定する。
 これらの活動のようすは随時ホームページ上のブログで見ることができる。来年1月には両部門の優れたチームを集めて成果報告会を東京で開く予定だ。


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