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早期栽培米の作柄、「平年並み」から「やや不良」  農水省

 農林水産省は7月27日、24年産水稲の西南暖地の早期栽培の作柄概況を公表した。

 7月15日現在の作柄概況で高知県、宮崎県、鹿児島県の早期栽培は、3月下旬から4月上旬の低温や5月下旬以降の日照不足の影響で「平年並み」ないし「やや不良」と見込まれている。登熟は「やや良」や「平年並み」となっているが、穂数が「少ない」、「やや少ない」となったほか、全もみ数も「少ない」、「やや少ない」となった。
 沖縄県の第一期稲は生育や登熟がおおむね順調だったものの、一部地域で田植え後の少雨で収穫皆無となる被害が発生したことから「やや不良」が見込まれている。

(2012.07.30)