国連は5月22日を「国際生物多様性の日」と定め、この日は子どもたちが学校などで植樹することを「緑の波」(グリーンウェイブ)と呼んで参加を呼びかけている。
これを受けて日本の3省は今年3月1日から6月15日までを「グリーンウェイブ2012」として参加と協力を呼びかけた。
結果は、465団体、約1万8000人が参加して約6万本の植樹が行われた。参加は東日本大震災のあった昨年度より82団体増えたが、1昨年の1588団体よりは減少している。植樹した本数は昨年度が7万9000本。
「国連生物多様性の日」には、世界各地で現地時間の午前10時に植樹などを行い、その行動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、国連はグリーンウェイブと表現している。
また国連は、生物多様性の損失に歯止めがかからない現状を踏まえ、2011年から20年までの10年間を「国連生物多様性の10年」と決めている。