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友好JA協定を締結  JA東京むさし・JA仙台

 JA東京むさしとJA仙台は8月28日、JA東京むさし本店で友好JA協定を締結した。

握手を交わす高野組合長(左)と須藤組合長(右) 同協定の締結は東日本大震災が発生した年の5月、JA東京むさしの役職員が支援物資と義援金を直接届けたことで両JAに絆が芽生えたことがきっかけとなった。
 JA東京むさしの須藤正敏組合長は「これからは都会のJAも中山間地帯のJAもそれぞれの実情を知ることで協同組合の本当の輪ができると思う。JA仙台とは同じ都市農業として共通する悩みに対して一緒に考えていくことや職員や組合員が交流していくことが大事。国際協同組合年の年に記念すべき締結式ができてありがたい」と話し、JA仙台の高野秀策組合長は「懸命な復旧作業を行っていたところに支援物資を直接持参してくれたことは感極まるもので復旧復興への強い力になった。
 友好JA協定の締結で情報交換や農畜産物の販売などによる業務提携、役職員等の人的交流を行うことで組合員・利用者の負託に応えるものと期待している」などと述べた。
 両JAはともに都市型JAであることから、経営に対する共通の課題に互いの知識や情報を交換し合うことで組合員の営農生活や経営安定をめざしていく。

(写真)
握手を交わす高野組合長(左)と須藤組合長(右)

※高野組合長の「高」の字は正式には旧字体です。


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