2012年は国際協同組合年、また10月16日は世界食料デーとあってパンフは、農協を「世界の食料供給の要」と位置づけ、新たな理解を呼び起こそうと訴えるものとなった。
パンフには途上国の協同組合の前進事例が掲載され、人々が結束すれば、貧しい共同体も前進できることを知るだろうし、飢餓と貧困を終わらせるという役割を果たすことができるだろうとし、“みんなで協同組合に支援の手を差し伸べよう”と呼びかけている。
また「数値でみる協同組合」というコーナーでは農協に限らず、すべての分野の協同組合は「世界中で1億以上の雇用を創出した。これは多国籍企業によるそれを上回る」と評価し、さらに協同組合の組合員は世界中で推定10億人いるといった紹介もし、その理念としては「平和と民主主義を推進する」ことを紹介している。
このパンフレットはFAOホームページで公開されている。