農政・農協ニュース

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11月21日に食料問題を考えるフォーラム  日本学術会議

 日本学術会議は「東日本大震災がもたらした食料問題を考える」をテーマにした学術フォーラムを11月21日、日本学術会議講堂(東京都港区六本木)で開く。

 東日本大震災による農林水産業への放射能被害は長期的な影響が危惧されている。こういったなか、安全な食料の早急な供給回復が求められていることから食料科学の立場から現状を説明する。
 フォーラムでの講演者とテーマは次の通り。
 東京農工大学大学院農学研究院教授・澁澤栄氏「農地の放射能汚染の実態と除染の試み」
 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・藤原徹氏「作物の放射能汚染とその対策」
 北里大学海洋生命科学部教授・渡部終五氏「水産物のサプライチェーンの復旧・復興における問題点」
 福島県立医科大学副学長・山下俊一氏「内部被ばくによる健康リスク;チェルノブイリの経験から福島の現状を考える」
 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・中嶋康博氏「食品中の放射性物質に対する消費者意識とリスクコミュニケーション」
 時間は13:20〜17:30まで。定員:先着300名。参加費無料。申込みフォームはこちら

(2012.10.17)