日本食が海外で普及し、日本酒の輸出も伸びる中、ジェトロは今年度から日本酒輸出を重点のひとつと位置づけ、海外バイヤー招待・商談会の開催を含む、輸出支援ツールを組み合わせて、オールジャパンでの売り込みに力を入れている。
11月13〜14日には米国、香港、フランス、オーストラリア、ベトナムから酒類専門のバイヤー6社を招待し、岐阜県高山市で「日本酒輸出商談会」を開催する。
10月に大分県と福島県で開いた商談会に続くもので、日本酒に特化した本格的な商談会は今回が初めて。
岐阜県には50余りの蔵があり、蔵元数では全国でも10指に入る。生産量は全国で中位程度であり、小規模で“こだわりの酒造り”をしている蔵が多いのが特徴。
商談会にはこうした県内の21蔵を含む中小蔵元が参加する予定。県外からの参加もある。