農政・農協ニュース

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水田農業テーマに3つのシンポジウムを開催  農研機構

 農研機構中央農業総合研究センターは12月3〜7日にかけて、水田農業をテーマに「飼料イネ・放牧」、「大豆の高位安定生産」、「水田農業の将来像」の3つのシンポジウムを順次開催する。すべて参加費無料。

【飼料イネ・放牧】
 テーマは「飼料イネ・放牧を活用した水田周年利用技術の展開」。
 12月3日はつくば国際会議場(茨城県つくば市)で12時から17時。飼料イネを活用した周年放牧モデルの実証試験等の結果報告などを行う。基調講演は農政ジャーナリストの中村靖彦氏。
 4日は常総市下田集落センター(茨城県常総市)で9時から12時。飼料イネの立毛放牧技術の紹介などを行う。
 問い合わせは(TEL:029-838-8414)まで。

【大豆の高位安定生産】
 テーマは、「大豆低収の打破 高位安定化への道」。
 水田転作で大きな成果をあげている佐賀県の大豆安定生産の取り組みや、農研機構での品種育成、米国の大豆生産の現状報告などを行う。
 12月6日の13時から科学技術館(東京・千代田区)で。
 問い合わせは(TEL:029-838-8532)まで。

【水田農業の将来像】
 テーマは、「転換期の水田農業とその展開方向」。
 名古屋大学教授の生源寺眞一氏による基調講演「我が国の農業のあり方を考える」のほか、青森、鳥取、茨城、長野の4県でそれぞれ水田を利用した多様な営農に取り組む生産法人が事例紹介などを行う。
 12月7日の12時から17時30分まで。滝野川会館(東京・北区)で。
 問い合わせは(TEL:029-838-8874)まで。

(2012.11.20)