平成17年6月から年に2回開催しているが、今月11月20日には第15期の合格者(認定者)182人に「食育ソムリエ」の認定証とワッペンを授与した。これで第1回からの累計は1374人となった。
同養成講座は通信教育で期間は約6ヶ月。開設の目的はファーマーズマーケット(FM)や直売所の従業員を主な対象として「農と食のプロ」を養成し、店頭での食育活動のほか、生産者(出荷者)と消費者を結ぶイベントや交流活動のコーディネーターとして活躍してもらうことだ。
認定者の内訳は、FMや直売所で働くJA職員とパートが約7割、そこに出荷するなど生産者が約2割、その他のJA役職員や消費者などが約1割。
単なる資格取得に終わらず、講座で学んだことを実際に現場で活かしている人が多いことが特徴だ。
JC総研はソムリエを応援するため月刊情報誌『食育ソムリエNOW』を発行。またソムリエの全国交流集会も開催。
さらに食育を実践する場として「農を伝える食育ソムリエ講座」などを行っている。現在は第16期養成講座の受講者を募集中。
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