信託財産の中間期末残高は前年同期比4199億円増の14兆7924億円となった。うち金銭債権の信託と包括信託は減少したが、ほかはすべて増加。投資信託は941億円増の7686億円だった。
損益は、信託報酬が収益環境の改善などを主因として2億9500万円増の16億1900万円、役務収益が新規受託の拡大により9800万円増の2億3800万円となり、経常収益は3億5700万円増の19億5800万円となった。経常費用は3400万円増の14億5300万円。経常利益は3億2200万円増の5億500万円、中間純利益は2億500万円増の3億900万円となった。
同社は強みとする分野への信託機能の提供に努めているという。また相続・遺言関連の業務では、顧客基盤の強化に向けた取り組みを進め、JAの資産相談業務をサポートしてきたとのことだ。
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