中太で長い練馬大根は青首大根に比べて3〜5倍の引き抜く力が必要だ。今年で6回目を迎えた大会には過去最高の522人が参加し、なかには県外からの参加者もみられた。
競技は制限時間内に抜いた大根の本数を競う「選手権の部」と、抜いた大根の長さを競う「グループ参加の部」があり、「選手権の部」の優勝者は3分間で24本を引き抜いた坂口弥寿久さん。家族参加が目立った「グループ参加の部」では101.2cmを引き抜いた家族が優勝した。
この日、引き抜いた大根は4000本以上。参加賞として配られたほか、3800本は3、4日に区内全小中学校の学校給食の食材として「ダイコンおろしのスパゲッティー」などに調理された。
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上:石神井地区女性部が手作りのすずしろ汁を振舞った
下(右から)多くの家族連れでにぎわった、なかなか抜けない大根に苦戦