来年は新暦で2月9日、旧暦では3月17日が初午にあたる。この日には「いなり」と「いなりずし」の販売イベントを各地域で実施するなどして大いに売り込んで下さいと、中食などの業界に呼びかけた。
イベントは各販売店のアイデア任せだ。スーパーや百貨店などの協会も、このキャンペーンを後援している。
「業界が一丸となり、販売イベントを通じて古来の伝統食の伝承や地域食材の普及に寄与する」というのが惣菜協会の取り組み目的だ。
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初午とは農業や商工業などの守護神である稲荷神が降りてきたことを祝う日だが、稲荷の使いである狐の好物が油揚げであるため初午にはこれを食べる風習ができたという。