同JAとファミリーマートは今年6月、南信地区に3年間で10店舗を展開・運営することで合意し、フランチャイズ契約を結んだ。今回オープンする「天龍峡インター店」は2号店目。
通常のコンビニ店舗と違いJAらしさの特徴は併設された「JAコーナー」。地元の野菜や果物、肉、魚のほか、エーコープマーク品など約200種類の商品が揃う。また、酒コーナーには約30種類の地酒も用意した。
1号店の「ファミリーマートJA下條店」はオープン以来好調で、JAコーナーの売上げも上々だ。
また、今回は同店を母体に軽自動車による移動コンビニ「ミニファミ号」の運行もスタートする。営業時間は月〜金曜日の午前10時から午後8時のなかで約7時間。飯田市の5地域を6台の販売車が巡回し、駐車場や広場などでの営業のほか、客の自宅に個別訪問するなど買い物をサポートする。
取扱商品はおにぎりやサンドイッチ、加工食品や日用雑貨のほか、地元農畜産物など合計約150種類を取り扱う。今後要望に応じて営業拠点を拡大していく予定だという。
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移動コンビニの営業イメージ(群馬県藤岡市)