◆小麦粉ラーメンとは違う食感
普通のラーメンとは一味違う、もちもち感たっぷりでコシの強いメンと芳醇な香りが食欲をそそる。ただ米粉を使ってメンを作った、という物珍しさだけでなく、みそ、醤油の原料大豆も地元産を使い、スープも米粉の香りや食感にマッチするよう作りこまれた、こだわりの逸品だ。
JAくにびきの特産品、米粉ラーメン「くにびき稲香麺(いなかめん」は、地産地消で地域農業を元気にしようと04年3月に発売。今では年間14万食以上を売り上げている。
原料のコメは管内で収穫されたJA米のみで、製粉・製麺工場もJAが設立した。
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一番人気の野菜ちゃんぽん。とろとろの餡と米粉のモチモチ感がたまらない。
◆駅前にラーメン屋も出店
「くにびき稲香麺」はJAくにびき管内のAコープ、グリーン各店でも購入できるが、おススメはJR松江駅徒歩1分にある「JAくにびき稲香家(いなかや)」だ。米粉ラーメンをその場で味わえる。
人気のメニューは地場産野菜と豚肉をふんだんに使い、とろとろの餡に絡めた野菜ちゃんぽん(700円)やソース焼きそば(500円)など、家庭では味わえない一品だ。5〜10月までの季節限定だが、つるつるの食感と清涼感あるスープが絶妙なバランスで絡みあう冷やし中華(550円)もおいしい。よりコシの強い食感が楽しめる。
今年の3月には新しく坦々麺味も加わった「くにびき稲香麺」。1食300円でJAタウンでも購入できる。
問い合わせはJAくにびきマーケティング課(TEL:0852-55-3033)まで。
直売所も併設している「JAくにびき稲香家(いなかや」はJR松江駅北口を出た高架下(松江こだわり市場内)にある。島根県松江市朝日町484、TEL:0852-20-7288、営業時間9〜18時。
このほかにも、みそ味、坦々麺味、などバラエティー豊か。