販売期間は平成19年10月から20年6月まで。販売数量は2万5726tで、前年比103%。数量では統計がある平成元年から20年連続で1位。販売金額の仕向け先別の内訳は、市場84%、直販15%、加工1%。市場出荷の平均販売単価は1kg当たり933円(前年比98%)だった。
主産県の系統販売金額上位は、2位福岡152億1500万円(販売数量1万3466t)、3位長崎90億円(同9657t)、4位熊本88億6000万円(9932t)、5位佐賀88億4900万円(9297t)など。
20年産栃木イチゴの販売は、年内12月は出荷が順調で相場も堅調だった。年明け以降は、消費全体の低迷や関西市場相場の低迷から西物が京浜市場への出荷を増やしたことなどもあり、昨年を下回る価格推移となったと、JA全農栃木は分析している。