農水省が8月11日に発表した中国野菜の輸入検査実績によると、中国産野菜の輸入量は6〜7月と2ヵ月連続で前年同月比8割を越え、回復傾向がみられた。
中国産野菜は冷凍ギョーザ事件以降、5月までは同比5割強に落ち込んでいた。 輸入量が回復したのはニンニクやインゲンマメなどの加工、冷凍野菜の輸入量が増加したため。7月の加工、冷凍野菜は前年同月比でほぼ100%だった。 タマネギやニンジンなど主に生鮮野菜として輸入される品目は、同比6〜7割と小幅な増加にとどまった。
(2008.08.12)