農水省総合食料局が8月19日公表した7月末日現在の平成20年産米の検査状況は、水稲うるち玄米の検査数量(速報値)が2万1600tだった。鹿児島、宮崎、高知県産が中心。
19年産の同期対比では183.1%、18年産対比では186.1%で、出足が速い。 等級の1等比率は62.4%(19年産同期は12.6%)、2等29.7%(同20.3%)、3等6.1%(同30.7%)、規格外1.8%(同36.4%)だった。2等以下に挌付けされた主な理由は、着色粒(カメムシ類)60.4%、充実度19.3%だった。
(2008.08.21)