紙袋60kg、JA米、1等税込みでコシヒカリは1万2100円とした。19年産の内金と追加払いを含めた概算金より1600円高い。生産資材コストの高騰を考慮し「出来秋段階での手取確保を重視した」と同本部は話している。
JA全農は全国的な過剰生産を考慮し、20年産米概算金を集荷時の内金と販売状況が見通せる一定時期の追加払いに分割して支払うことを統一方針にしている。 JA全農栃木県本部は今年から県としてははじめて、米が収穫される前から販売契約をすすめた。契約数量の約2割は前年産価格を上回っているという。今後、販売状況が見通せる段階で可能になった場合、追加払いをする。