10a当たり資本利子・地代全額算入生産費(=全算入生産費)は14万30円で、物財費、労働費が減ったため前年に比べ2.4%減った。全国平均の10a当たり収量は511kg、1戸当たり作付面積は122.8a、10a当たり労働時間は28.49時間。
これを60kg当たりに引き直すと1万6412円(前年比2.4%減)となる。作付規模別の60kg当たり全算入生産費は、5〜10ha層では1万1683円、10〜15ha層では1万1378円、15ha以上の層では、1万941円だった。しかし、1〜2haでは1万7412円、0.5〜1haでは2万361円となる。
60kg当たり全算入生産費は、平成10年産では1万9991円で、10a当たり労働時間は36.12時間、10a当たり収量は510kg、1戸当たり作付面積は100.8aだった。生産費と労働時間は毎年微減、作付面積は微増している。