19年産の同期対比では97.9%と、ペースはやや遅い。小麦の検査数量が前年より5.2%少ないため。
普通小麦は82万4668t(対前年同期比94.8%)、普通小粒大麦(六条大麦)が5万3696t(同108.2%)、普通大粒大麦(非醸造用の二条大麦)が7万6831t(同103.9%)、普通はだか麦が1万5645t(同114.5%)、ビール大麦(二条大麦)が6万5835t(同127.5%)、種子用麦が1万179t(同101.0%)。
普通小麦では北海道が59.8%、九州が18.9%、関東が9.4%を占める。
等級比率の1等は、普通小麦が88.8%(前年産同期は89.3%)、普通小粒大麦が71.8%(同66.6%)、普通大粒大麦が78.2%(同69.5%)、普通はだか麦が76.7%(同79.0%)だった。ビール大麦は1〜2等と等外上がビール醸造用となるが、1等が6.2%(同0.2%)、2等が90.7%(同92.3%)、等外上が3.1%(同7.4%)だった。