これで昨年9月の前年割れ以降は4カ月間連続で前年を上回った。ただし客数は1.3%減少し、その分を客単価1.8%の伸びで補う形となった。
業態別では、客単価が比較的低いファストフードの売上げが5.6%と好調を維持し、外食全体を牽引している。とくに洋風チェーンの伸びが7%、和風チェーンが4.7%と高い。
めん類チェーンは10.4%の2ケタ成長だが、これは11.6%という店舗数増加による。
ファミリーレストランは5.5%マイナス。焼き肉チェーンの売上げだけが前年を約1%上回った。中華チェーンは店舗数が減って13.1%の大幅マイナス。パブ・居酒屋は客数が減少し、客単価が上がったものの売上げは2.1%マイナス。
ディナーレストランの売上げは前年を6%下回ったが、昨年12月の7.5%減よりは回復した。
喫茶の売上げは前年並みだが、客単価は引き続き上昇している。