農林水産省が3月31日に公表した平成20年牛乳乳製品統計調査によると、昨年12月の1日あたり牛乳処理場・乳製品工場数のうち、2t未満が55%ともっとも多かった。調査対象工場は、678で回答は672あった。
「2t未満」に次いで多かったのが「40t以上」で20%を占めた。
平成17年に策定された「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」では、平成27年の目標として1日あたり生乳処理量2トン以上の工場数を257としている。平成15年を100とした場合、2割減が目標だ。20年では281工場となっている。