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ミカン栽培面積減る 農水省統計

平成20年産ミカンの栽培面積は4万8300haで、条件の悪い中山間地や老木園の廃園、その他カンキツ類への転換などから前の裏年である18年産に比べ4%減少したと農水省が5月末に発表した。

 収穫量は90万6100t、出荷量は80万7700tで、低温と日照不足などで作柄の悪かった18年産に比べ、それぞれ8%と、9%増加した。20年産は被害も少なく、天候に恵まれた。
 都道府県別の収穫量割合は和歌山がトップで19%、愛媛が16%、静岡が13%。この3県で全国の約5割を占めている。続いては熊本、長崎、佐賀の順。
 栽培面積は農家がその年の収穫を意図して結果させた面積。またミカンは表年と裏年の差が顕著で20年産は裏年だったため統計としては前の裏年である18年産と対比した。nous101s0906100401.gif

(2009.06.10)