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花の卸売価額減る 農水省統計

 08年の切り花類の卸売数量は前年に比べ2%減少し、57億353万本になったとの花き卸売市場調査結果を農水省が6月18日発表した。

 stat0906221001.gif 要因はバラの入荷量減少などによる。キクの入荷量は前年並み。カーネーションは増加した。
 卸売価額は8%減少して3112億円。これはキクとバラとユリの価額が減少したことによる。価額全体に占めるキクの割合は30%で最も高く、次いでバラとユリがそれぞれ9%。
 鉢もの類の卸売数量は観葉植物、サボテン・多肉植物の入荷量減少などにより4%減少して2億7889鉢。
 卸売価額は洋ラン類と観葉植物の価額が減少したことなどにより9%減り908億円。
 価額全体に占める割合は洋ラン類27%、次いで観葉植物と花木類がそれぞれ16%。
 花壇用苗もの類の卸売数量はマリーゴールドの入荷量減少などにより3%減り4億3941万本。パンジーの入荷量は増加した。
 卸売価額はパンジーの価額が減少したことなどから8%減り239億円となった。
 卸売価額は卸売市場の取扱金額。

(2009.06.22)