雨天日数が約半月と東京・大阪ともに昨年の倍以上だったことが影響したという。
客数は前年並みだが、客単価が下回ったのは大手チェーン主導による低価格メニュー競争が激化していることも一因と考えられる。
店舗数は99・9%とほぼ前年並み。
前月に一時的な失速がみられたファストフード業態の売上高は102%と回復した。店舗数も客数も102%強の伸びだった。
業種別ではめん類チェーンの店舗数が増えて客数も増加。売上げは114%と好調。
ファミリーレストラン業態の売上げは前年を下回った。業種別では中華チェーンが客数を伸ばしているものの客単価が下がって売上げも落ちた。
一方、売上げも客数も伸ばした会員社は「店舗での手作りにこだわってきた結果だと受けとめている」とのことだ。
パブ・居酒屋業態では居酒屋チェーンの客数が96%弱ととりわけ下回った。比較的低価格の魚料理が主体の会員社は「天候不順と低価格競争の激化が影響している」とのコメントを寄せている。