ビワの収穫量は6650tだった。一部の地域で開花期の低温や、その後の降雨で結果数が減少したことから、作柄の良かった前年産に比べ460t減少した。
オウトウの収穫量は1万6600t。青森、山梨両県で4月の天候不順が影響。結果数の減少で前年産の収穫量に比べ400t減少した。
ウメの収穫量は11万5200t。開花期以降の天候不順により受精不良などが発生し、結果数の減少で前年産よりも5800t減少した。
ウメの栽培面積(結果樹面積)は1万7100haで前年産より300ha減少した。出荷量は9万9700tで4%減少した。収穫量割合は和歌山県が62%を占め次いで群馬県が6%。
和歌山の10a当たり収量は前年産並みだったが、その他の主産県で結果数が減少し、全体として前年を3%下回った。
ビワの栽培面積は2%、10a当たり収量は5%減少した。収穫量トップは長崎で33%、次いで千葉、鹿児島、香川、愛媛の順。
オウトウの栽培面積は1%、収量は2%減少した。収穫量は山形県が約7割を占める。