このうち小麦の収穫量は67万4600tで前年産にくらべて20万t6600t、23%減少した。
北海道では7月の低温、日照不足、長雨による登熟の抑制や穂発芽などで、前年産より14万2300t少ない39万9200tとなった。作付けは前年並みだが、収量が27%落ちた。
都府県でも東海、九州を中心に年明け以降の降雨で湿害が発生するなどの影響で作付けは前年並みだが前年産より6万4300t少ない27万5400tとなった。
小麦の平均収量(全国)は10a412kgだが、21年産は324kgとなった。
二条大麦は11万5500tで、2万9600t(20%減)となった。作付けは前年産よりも600ha増加したが、収量が22%下がったため。
六条大麦も前年産より700ha作付けが増えたが収量が落ちたため、前年産より3100t少ない5万2900tとなった。
裸麦も収量が落ち5100t減少して1万1000tと前年産より32%減
となった。