搾乳牛1頭あたりの全算入生産費は74万7791円で前年度に比べ5.3%増加した。また生乳100kgあたりの全算入生産費も8191円で前年度より4.3%上がった。配合飼料価格の高騰の影響で飼料費負担が増加したことによる。
それに伴う乳価引き上げで搾乳牛1頭あたりの粗収益は前年度より4.5%高い75万742円となった。
1経営体あたりの搾乳牛飼養頭数は前年度より3.4%増加したが1頭あたりに費やす労働時間は0.8%短縮している。
ちなみに生乳100kgあたりの家族労働費は1676円、経営費は6157円となった。
(表)JA全中資料改編