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ソバの収穫量、大幅減 例年の6割  農水省統計

 農水省は2月1日、2009年産ソバの作付面積と収穫量の統計を発表した。作付面積は前年に比べて4%減少、主産県11県の10aあたり収穫量は40kgで平均の67kgを大きく下回った。

全国のソバ作付面積 全国の作付面積は4万5400haで前年に比べて1900ha減、主産県11県【※】合計では3万7800haで前年に比べて2000ha減った。ソバの作付面積は近年増加傾向だった。北海道では他の作物への転換が多く、1万4900haと前年より1600ha減った。青森も2430haで前年比480ha減。作付面積が増えたのは、4090haで前年比170ha増の山形県など23県。
 7月から8月の低温、日照不足、多雨による湿害や発芽不良などにより収穫量は大幅に減った。主産県11県の合計は1万5300tで、10aあたりの収量は例年の6割ほど。もっとも大きく減ったのは福島で10aあたり30kg(平均58kg)、次いで山形が10aあたり27kg(平均48kg)など。

【※】主産県とは北海道、青森、秋田、山形、福島、茨城、栃木、新潟、福士、長野、兵庫の11道県。

そばの輸入量の推移(※参考資料)

(2010.02.05)