昨年10月以来の増加となり、とくに客数が前年同月比5・9%増と好調で、客単価の落ち込み(3・9%)をカバーした。
会員社のコメントから推測した要因は▽休日が前年より1日多かった▽天候に比較的恵まれた▽年末年始の休日が短かったことによる“遠出控え層”の取り込みが成人式まで続いたーことなどが挙げられる。
業態別ではファストフード(FF)の売上げが前年同月を4・9%上回り、ファミリーレストラン(FR)も0・2%増と健闘した。
FFは客数が8%増えて客単価の落ち込みをカバーした。めん類チェーン、洋風チェーンなどが好調だった。
FRも上向いた。客単価は4・7%減だが、客数は5・1%と前年を大きく上回り、中でも洋風と中華のチェーンが売上げ好調。
パブ・居酒屋業態は前年クリアとならなかった。ディナーレストラン業態と喫茶業態も前年を下回った。