今年度の全国の4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)の収穫量は85万3300tで、作付面積はすべて前年並みだったものの前年産より24万4700t(22%)減少したことがわかった。
小麦の全国収穫量は67万4200tで前年比マイナス20万7000t(▲23%)。北海道では前年より作付面積が600ha増えたのに対し、収穫量は40万100tと前年比マイナス14万1400t(▲26%)だった。7月の日照不足や長雨の影響により、10aあたりの収量が減少したことが要因と見ている。都府県では27万4100tで前年比マイナス6万5600t(▲19%)。東海や九州での降雨による湿害の影響だとしている。
二条大麦の北海道の収穫量は7160tで前年比マイナス900t、都府県も10万8600tで前年比マイナス2万85
00tとなった。
六条大麦の全国収穫量は5万2200tで前年比マイナス2万3800t(7%)、裸麦は1万1200tで前年比マイナス4900t(30%)だった。