会社や農業生産法人などの組織法人、任意組織、集落営農などを対象に調査統計結果をまとめた。
合計12類型のうち、養豚と繁殖牛は赤字経営だった。耕種には赤字経営がなかった。
養豚経営は1組織当たり農業粗収益が5億3366万円、農業経営費が5億3518万円で、この結果、農業所得はマイナス152万円。また繁殖牛経営は農業粗収益1億4284万円、農業経営費1億4339万円で55万円のマイナス。
畜産経営で農業所得が最も高かったのはブロイラー養鶏で730万円、農業粗収益は1億9922万円だった。
耕種では組織法人の水田作経営の1組織当たり農業粗収益が4573万円、農業経営費3059万円で農業所得は1513万円となった。
任意組織の場合は粗収益約3100万円で農業所得は約1590万円。
水田作以外では露地野菜作や施設同、果樹や花などの類型があるが、最も農業所得が多かったのは組織法人の畑作経営で約1853万円。粗収益は5887万円。次いで施設花き作経営の609万円。