昨年1月〜12月までの冷凍食品の国内生産量は前年比マイナス94.9%の139万6035t、生産金額は同マイナス95.5%の6365億円だった。数量は3年連続の減少で、減少率は前年より増加。昨年までの2年間、ほぼ横ばいだった金額も減少した。
また業務用、家庭用別に見ると業務用は数量・金額ともに2年連続の減少、家庭用は3年連続の減少でいずれも前年比を下回った。
品目別では水産物が前年比+4.1%と唯一増加。そのなかで最も好調だったのが「かに類」で数量は前年比254.7%、金額は+39.8%も伸長した。
国民1人あたりの年間消費量(※)は前年比95.5%の18.5?で3年連続の減少となった。
(※)消費量については生産量と冷凍野菜輸入量、同協会が輸入品を扱っていると推察した会員企業28社を対象にした輸入量を総人口で割りだしたもの。