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カキ・クリの収穫量減少、西洋ナシは前年並み  農水省統計

 農水省は21年度産の西洋ナシ、カキ、クリの収穫量などを調査し、クリは前年産に比べ14%減少した―と4月20日、発表した。

【西洋ナシ】
 収穫量は3万3600t、出荷量は2万9600tでともに前年産と同じ結果。結果樹面積が前年より20ha(▲1%)減少したものの、収穫量の7割を占める山形県で開花、生育期の天候に恵まれたことで、10aあたりの収量が前年より2%増えた。

【カキ】
 収穫量は前年産比マイナス8600t(▲3%)の25万8000t、出荷量は前年産比マイナス1300t(▲1%)の21万2100tだった。結果樹面積が前年より300ha(▲1%)減少したこと、開花期の天候不順などで10aあたりの収量が前年より2%減少の1140?だったことが要因。

【クリ】
 収穫量は前年産比マイナス3600t(▲14%)の2万1700t、出荷量は前年産比マイナス2700t(▲15%)の1万5600tだった。
 廃園の進行による結果樹面積の減少(前年比▲2%)、茨城県や熊本県など主産県の天候不順によって10aあたりの収量が前年より12%減少の98?だったことが要因としている。

西洋ナシ、カキ、クリの収穫量の推移

(2010.04.21)