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ファストフード今年初のマイナス転落  3月の外食産業市場動向

 日本フードサービス協会は3月の外食産業市場動向の調査結果を4月26日、発表した。売り上げは前年を下回ったものの、客数は4カ月連続で前年を上回った。

 全業態の売上は前年比98.4%で前月に続いて落ち込んだ。そのなかで好調に推移しているのはファミリーレストラン業態。売上げは前年比98.9%と減少したが、客数はプラス1.9%で前年・前月を上回った。特に洋食チェーンは売上げが前年比プラス2%と、好調。
 今年に入り売上げが伸びていたファストフード業態だが、3月度になって前年比98.8%と減少した。しかし客数は前年比プラス1.7%で、麺類チェーンの売上高はプラス13.2%と好調だった。
 パブ・居酒屋、ディナーレストラン、喫茶業態は前月に引き続きすべてで前年を下回った。

(2010.04.27)