切り花類の作付面積は前年比▲340haの1万6500ha、出荷量は▲1億8300万本の45億5100本だった。生産者の高齢化などによる作付面積の減少で、全体の出荷量の5割を占めるキク、カーネーション、バラの出荷量が減った。
ちなみに切り花の輸入数量は平成17年から上昇傾向。また1世帯あたりで1年間に購入する切り花の頻度・金額はともに平成19年をピークに下降している。
鉢もの類も生産者の高齢化などで作付面積は前年比▲91haの1872ha、出荷量も▲1510万鉢の2億6890万鉢だった。
花壇用苗もの類は作付面積が前年より▲33ha(2%)の1607haだったが出荷量は7億7570万本で前年と横ばい。
唯一出荷量が増加したのは球根類。収穫面積は前年より5%少ない538haだったが、規格の小さい球根への出荷の切り替えなどで前年より900万球多い1億6620万球となった。