収穫面積は2万3000haで前年より4%増加した。これは2年1作の夏植えから、1年1作の春植え及び株出しへの移行が進んだため。
10a当たり収量は6590kgで、作柄の良かった前年産を8%下回った。台風被害や干ばつの影響による。
収穫量は151万5000t で前年より5%減少した。10a当たり収量が前年産を下回ったためだ。
県別の収穫量は沖縄が約88万t、鹿児島約63万t。
この調査は両県の製糖会社・製糖工場を対象とした。
【注】「株出し」とは宿根株から萌芽したものを、その年の秋から翌春にかけて収穫する栽培方法をいう。