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半年ぶりに売上げ上昇 7月の外食産業

 7月の外食産業の売上げが半年ぶりに前年比を上回ったと8月25日、日本フードサービス協会が発表した。

 全業態からみた7月の売上げは前年を2.5ポイント上回る好調な伸びをみせた。
 平年より早い梅雨明けや記録的な猛暑が影響し、全業態で前年より客数が増加したことも特徴的だった。
 業態別にみて売上げが伸びたのは▽ファストフード▽ディナーレストラン▽喫茶の3業態だった。
 ファストフードでは和風が前年より落ち込んだものの、麺類は売上高が11.3%、客数が15.1%と2桁の好調な伸びを見せた。
 ファミリーレストランは業態全体では前年からプラスには転じなかったが、焼肉店は100.2%と若干伸びた。
 ここ1年、プラスに転じることのなかったディナーレストランと喫茶は、客数の増加が売上げ上昇に貢献した。

(2010.09.03)