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一番茶の生産量減る  農水省統計

 農水省は平成22年産一番茶の主産県の生産量を調査し、その結果を9月2日、発表した。

 摘菜面積は3万1300haで、静岡県などで生産者の高齢化による廃園などが影響し前年より700ha減少した。
 10a当たりの生葉収量は前年比▲25kgの431kgで、3月から4月にかけて静岡県や三重県などでの低温が要因にある。
 生葉収穫量は摘菜面積や10a当たりの生葉収量の減少が影響し、前年比▲1万1100tの13万4800tだった。
 生葉収穫量の減少で荒茶生産量も前年比▲2400tの2万7900tとなった。府県別の荒茶生産量第1位は主産県で約5割を占める静岡県。2位は鹿児島県(28%)、3位はの三重県(10%)となっている。

(2010.09.09)