全業態トータルで客数は前年同月比103.6%と大幅に増えた。協会は、記録的猛暑にもなった好天高温続きと、お盆が週末と重なったためと分析している。ただし、客数が増えた一方、安価なドリンク類などが伸びたため、客単価は98.1%と下落した。
特に客数を伸ばしたのは、日中の営業が主となる喫茶(6%増)、ファストフード(4%増)など。
特にめん類のファストフードは客数・売り上げともに前年より1割ほど伸ばした。
一方、夜の営業が主となる業態では、パブ・居酒屋は客数は1%微増したものの売り上げは1%源、ディナーレストランは客数が1%減り、売り上げも3%減った。
今年の外食産業市場は、1月〜6月まで6カ月連続で前年比を下回っていたが、7、8月は客数が増え売り上げを押し上げた。