4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)の作付面積はほぼ前年並みの14万7300haだったが、収穫量は前年より6万7500t少ない37万8300tとなった。
九州地域を中心に生育期間を通して降雨量が多かったこと、春先の低温などが影響して小麦の収穫量が前年比▲5万1900tの22万2200tに減ったことが全体の収穫量減少を牽引した。
小麦の作付面積は、関東と九州地域で二条大麦への転換などによって前年比▲1400haでもっとも減少した。
その他の麦の収穫量も裸麦(前年比700t増)以外は前年を下回った。