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小麦の収穫量減る  農水省統計

 農水省は平成22年産4麦の作付面積と収穫量(都府県)を調査し、小麦の収穫量は前年より減少したと9月30日、発表した。

 4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)の作付面積はほぼ前年並みの14万7300haだったが、収穫量は前年より6万7500t少ない37万8300tとなった。
 九州地域を中心に生育期間を通して降雨量が多かったこと、春先の低温などが影響して小麦の収穫量が前年比▲5万1900tの22万2200tに減ったことが全体の収穫量減少を牽引した。
 小麦の作付面積は、関東と九州地域で二条大麦への転換などによって前年比▲1400haでもっとも減少した。
 その他の麦の収穫量も裸麦(前年比700t増)以外は前年を下回った。

 

4麦の作付面積と収穫量の推移

(2010.10.01)