農水省は6月末の生産者の米穀在庫などの調査結果を11月16日に発表した。
在庫量とは農家の手持ち米穀数量を指し、委託保管しているものや販売予約や手付け金受領が済んでいても引き渡しが完了していないものも含む。調査対象は販売目的で水稲を10a以上作付けた販売農家。5176戸から集計した。 6月末現在の販売農家1戸あたりの米の在庫量は334kgで、このうち精米を除く在庫量は313kgとなった。 全国でもっとも在庫量が多かったのは北海道の590kgで、もっとも少なかったのは三重県の206kgだった。
(2010.11.18)