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野菜を食べる子は風邪をひきにくい 「らでぃっしゅぼーや」が母親たちからアンケート

 有機・低農薬野菜を中心とした食品の宅配事業を展開している「らでぃっしゅぼーや」(株)は「子供の風邪と野菜に関する調査」を1月中旬にまとめた。

 30〜40代の小学生の母親に、風邪に効果があると思う野菜を聞いたところ、トップ3はショウガ、ネギ、ニンニクだった。カボチャ、ダイコン、ニラがこれに次いだ。
 これまで実際にやったことのある野菜を使った対策を書いてもらったところ『予防』では▽野菜の多い鍋料理かスープで体を温める▽緑黄色野菜を多く摂る▽ショウガを毎日料理に使うーなどがあり『風邪のひき始め』と『咳・のどの痛み』では▽ショウガ湯かショウガ入り紅茶で体を温める▽ネギやショウガを多く使った料理を食べる―など昔から伝承されているショウガの効用が目立った。
 野菜の摂食と風邪の相関では、風邪をひきにくい体質と回答したのは、非摂食系が約45%だったのに対して摂食系は約52%となり、野菜を食べている子のほうが風邪をひきにくいと明らかになった。
 調査結果では、風邪をひきにくい体質の母親には同じ体質の子供が多いという実態も判明した。また今どきの子供の過半数が風邪をひきにくい体質であることもわかった。
 同アンケート調査は昨年11月下旬に行われた。回収サンプル数は約1200。

(2011.01.20)