農水省は平成21年度の牛乳生産費の統計調査結果を1月28日、発表した。
搾乳牛1頭あたりの全算入生産費は前年比▲2.9%の72万5773円で、配合飼料価格の低下で飼料費が減少したことなどが要因にある。生乳100gあたりの全算入生産費も7912円で前年より3.4%減った。 搾乳牛1頭あたりの粗収益は、乳価の上昇で前年度6.7%増の80万700円となった。 1経営体あたりの搾乳牛飼養頭数は46.4頭で前年度より2.4%増えたが、1頭あたりにかける労働時間は1.6%減少した。
(2011.02.03)