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モモの収穫量9%減少  農水省統計

 農水省は平成22年産モモ、スモモの結果樹面積、収穫量・出荷量を調査し、モモの収穫量が前年より9%減った―と2月15日、発表した。

 モモの収穫量は13万6700tで前年より1万4000t(9%)減少した。開花期の天候不順による結果数の減少などが影響した。
 出荷量も12万5700tで1万2600t(9%)減った。
 結果樹面積は前年より100ha(1%)少ない1万ha、10a当たり収量は1370kgと前年比より8%少ない。全国の収穫量トップを占める山梨県(35%)などで開花期の天候不順が結果数の減少をもたらしたことが要因。
 一方、スモモの収穫量は2万900t、出荷量は1万8100tでそれぞれ前年並みとなった。
 結果樹面積、10a当たり収量は前年とほぼ変わらない結果となっている。

モモ、スモモの収穫量の推移

(2011.02.22)