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大豆の作付、収穫量ともに低下  農水省統計

 農水省は22年産大豆や小豆などの収穫量を3月4日、発表した。

【大豆】
 10a当たり収量は162kgで前年を3%上回ったものの、収穫量は22万2800tで前年より7100t(3%)減少した。作付面積が前年比7700ha(5%)減の13万7700haだったことが要因。
 作付面積、収穫量ともに過去5年間でもっとも低い数値となった。

【小豆】
 作付面積は前年比1000ha(3%)減の3万700haとなったが、10a当たり収量が北海道などで前年を上回ったことで収穫量は前年比2100t(4%)増の5万4900tとなった。

【インゲン】
 作付面積は1万1600haで前年より400ha増えた。10a当たり収量が主産地の北海道で作柄の悪かった前年を上回ったことから、収穫量は6100t増の2万2000tとなった。

【落花生】
 作付面積は150ha減少して7720ha。10a当たり収量は夏の少雨の影響で空さやが多く発生したため、前年を19%も大きく下回る210kgだった。その影響で、収穫量は前年より4100t(20%)少ない1万6200tとなった。

(2011.03.08)