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外食売上げ売上げ増を更新  2月度外食産業市場

 日本フードサービス協会が3月25日に発表した2月度の外食産業市場の調査結果から、8カ月連続で前年同月の売上げを上回ったことがわかった。

 全業態の売上げは各社の積極的な販促キャンペーンや新商品の投入などにより前年同月比101.5%で、8カ月連続で前年同月の売上げを上回った。客単価が98%に落ち込んだが、客数が103.6%に伸びたことが売上げ増につながった。
 業態別にみて売上げがもっとも好調だったのは同102.9%の「ファストフード」。客単価は96.9%だったが、客数が106.2%と大きく伸びた。
 全業種で売上げは増えており、特に麺類は107.1%で店舗数も111.9%と増えた。
 「ファミリーレストラン」は前年比100.9%で、和風と中華が前年を下回ったものの、洋風と焼肉がそれぞれ101.9%、104.4%と伸びたことで全体の売上げを牽引した。
 「ディナーレストラン」の売上げも100.5%と微増。客数は98.2%で前年を割ったが、客単価は102.3%で昨年10月以降は毎月前年同月を上回っている。
 「パブ・居酒屋」、「喫茶」の売上げは前月に続いて前年同月を下回った。

(2011.03.29)